老人と森丘

ゲームソフト『モンスターハンター』シリーズのプレイ記録、及び雑記です。

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銃槍記・『吼え猛る反骨』より

ラームです(ぺこり)

どうもここ最近回線の調子が悪いのか、ドンドルマに上がっても街に辿り着く前に村に送り返されてしまいます(滅)
PCの方は特におかしくないのですが、何が悪いのやら……。
とりあえずモデムに斜め45度の角度でチョップを入れたりしておりますが、そろそろ本腰を入れて調べてみましょうか。


さて、今回は『銃槍記』より一節をお送り致します。

新たに現れた脅威と、その素材を元に作り上げられる新たな力。
使用者の使い心地を考慮して作られる銃槍が多く現れる中、
その銃槍はそれとはまったく逆の方向へと特化した性能を以て使い手に挑みかかります。




銃槍における第二次発展期、それは我々ハンターの活動範囲がまた大きな広がりを見せた時期でもある。

狩猟に必要不可欠である物資を運搬するための各種技術の向上、
そして危険な未開地域が狩場として機能し得るか否かを調査する「フロンティアハンター」たちの本格的な活躍。
この時期大量に増加したハンターに対応するために、狩猟可能地域は日進月歩の勢いで広がりを見せる。
それはまた、我々が未知と接触する可能性を高めるものでもあった。

轟竜ティガレックス。
古き記録にその姿と名を留めながら我々の生活圏では長らくその姿が確認されず、
絶滅したとされる「ワイバーンレックス」の直系を思わせる原始的な風貌を残す飛竜。
人知れず種を保ち続けていたこのモンスターの行動範囲と我々の活動範囲が重なったのは、まさにこの時期である。

彼の暴凶“金獅子”と戦ってこれを退かせるほどの凶暴性と強靭さを併せ持ち、
縄張りの中で動き回るものには何にでも襲いかかるこの飛竜は人間にとって災厄以外の何者でもない。
ティガレックスの姿が確認されるようになるとすぐに、狩猟の依頼が各地の村や街のギルドに殺到する事になる。
そしてその素材が武具工房に持ち込まれ、ハンターの新たな武具として生まれ変わるまでに長い時間は要さなかった。

ガンランス、『ティガバースト』もそうして生まれた武具群の中の一つである。

轟竜系銃槍外観

本機の特徴は、他の銃槍と比較して砲身内の空間確保に力が入れられている事であろう。
これに通常より大型かつ高威力の爆薬を装填する事によって、非常に高い威力の拡散型砲撃が可能となっている。
他の素材で同様の設計を試みる場合は爆発による内圧に耐えるために砲身材に厚みを持たせざるを得ず、
これによって極端な重量の増加が懸念され現実的ではない。
適度な重量と強靭さを兼ね備え、また耐火性に優れた轟竜素材の性質を見事に活かした銃槍であるといえよう。

が、本機はその完成からしばらくの間、高い性能にもかかわらずハンターたちに今ひとつ人気が無かった。
その理由は攻撃時の「手応え」である。

本機の砲口周囲に設置された四基の撃針は、ティガレックスの走行の要となる爪を用いている。
まさに生命線とも言うべき部位を用いているだけあって非常に硬く、
また搭載されている拡散型砲撃の高威力にも十分に耐えて“切れ味”を保ち続ける、非常に優れた撃針である。

しかしこの銃槍の問題もまた、その撃針に由来する。
撃針たる爪のあまりの硬さ故に大幅な加工を諦め、ほぼ持ち込まれた時のまま銃槍に取りつける事になったのだが、
この事がこの銃槍の扱いにくさ、そして手応えの悪さの源となっているのだ。

ティガレックスが長い年月をかけて自らの動きに適した形状に進化させて来たであろうその爪を、
我々の動きに合わせた設計の武器に無理に取りつけるのである。それはある意味当然の事ではあっただろう。
攻撃に際して僅かでも重心の移動や力の乗せ方を誤れば途端にこの銃槍はその反骨心を露にし、
使い手にまるで「なまくら」で斬りつけたかのような手応えを伝えるのである。
開発途上においては当然金属の銃剣、あるいは撃針を設置する事も考えられた。
だが扱い難しとはいえこの撃針の性能、特性がこの銃槍の設計にとって適していたのも事実ではあったのだ。

結局、本機を開発した工房は改修を行なわずに本格的に制式化した。
これを使い手たるハンターに設計の欠陥を押し付けた怠慢であると見なす者もいる。
だが、自分はそうは思わない。
四基もの撃針を設置する事によって攻撃時に撃針一基の「当たり」が悪くとも他の撃針の「当たり」がそれを補い、
常に一定以上の打撃力が期待できるように工夫が施されているし、
この銃槍の通常攻撃と砲撃が非常に高いレベルで安定している事は、手にとって狩猟に赴けばすぐに分かる。

恐るべき硬度を持つ撃針はモンスターの硬い甲殻をもたやすく切り裂き、
放たれる拡散型砲撃はその傷口をさらに押し広げ、瞬く間に標的の生命力を貪り喰らう。

取り扱いの難しさは確かにあるが、この銃槍はそれを補って余りある性能を確かに有しているのだ。
もし仮にこの銃槍を完全に扱いこなし得る者が現れたならば、
この銃槍は他のいかなる銃槍の追随も許さぬ、凶悪な性能を持つに至るのではないだろうか。自分はそう感じている。
実際にこの銃槍の独特の使い心地に妙味を覚え、愛用しているハンターもいると聞く。
反骨は反骨は呼ぶ、という事なのかもしれない。

ティガバーストはその後“上位”素材による改修を受け『轟銃槍【虎砲】』と名を改める。
だがこの強化改修では取り扱いの悪さは全く改良されず、ただ素材の差し替えによる攻撃力の強化のみが図られた。
これも口の悪いハンターからは手抜きと評されるのだが、自分はそこに清々しさを覚えるほどの想いを感じた。

この銃槍は素材元の轟竜の如く、何者にもなびかない荒くれ者である。
だが暴の化身たる轟竜を制してこの銃槍を手にした者であれば、これを御し得ない道理があろうか。
この銃槍は武具に縋る者を助けない。武具を「使う」者に御されて初めてその力を主のために振るうのだ、と。

吼え猛る反骨

素材元となった轟竜ティガレックス、設計思想、そして実際の性能。
それら全てを貫くのはまさに「反骨」の二文字であろう。

自分は衆に良く用いられる、扱いやすい量産の武具を愛する。
だがしかし、敢えてそうしたものに迎合せずに自らの道を貫くその在り様もまた、尊敬に値するものである。

様々な道を往くハンターたちのように、銃槍にも様々な形で道を助ける物があって良い。
自分は、そう思うのだ。


(銃槍記・『吼え猛る反骨』より抜粋)



今回はティガレックスの素材を用いて作られる轟竜系銃槍のお話でした。

マイナス会心の値が高いために敬遠してしまい、作成後しばらく用いる事のなかった銃槍ですが、
ある機会に使ってみるとそれを補って余りある攻撃性能に大変驚きました。
デフォルトでクラスごとの最高ゲージを保持しているため匠や心眼といったスキルを外して他を追加する事も可能で、
独特の使用感が魅力の銃槍に仕上がっております。
本当に、文中で記しました通りに玄人向けの一機という感じです(笑)

今ではすっかり愛用の銃槍でありますが、自分はまだまだ完全に使いこなせておりません。
しかしいつかはこの反骨の銃槍とも心を通わせてみたいな、と思って精進しております。


さて、それでは今回はこの辺りで。
ここまでお読み頂いた皆様、お疲れ様でした。
宜しければまた次回もお付き合い頂ければ幸いです(ぺこり)

本日もどうぞ、良い狩りを!
  1. 2009/03/18(水) 15:17:29|
  2. 銃槍記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

いつもこの「銃槍記」楽しみにしてます。
なんかこう、自分が普段使っている武器について
より一層理解が深まるというか・・・←クチベタw

これからもこのコーナーがんばって下さい!
(もちろん他の記事もですよ?;)
  1. 2009/03/18(水) 16:03:54 |
  2. URL |
  3. Reo #-
  4. [ 編集]

むー、ティガのガンスですか。
あまり使ったことないですが、ティガ武器は本当に「ユニーク」ではありますね。
ティガの性質といいますかイメージをよく反映している武器だとは思ってます。
パワーに関しても申し分ないですね。以前轟大剣で白光やったときなんか、角王剣と大差ありませんでしたから。

しかし、よくガンランスでテオなんか行けますね。
僕は一番得意なクシャルでもガンスでいうことなんか思いませんよ……
  1. 2009/03/18(水) 22:56:21 |
  2. URL |
  3. サキムラ #pLrNGPhI
  4. [ 編集]

こんにちは!お邪魔します^^
今回の銃槍記も楽しく読ませて頂きました!

ティガ武器というと、やはりその斬れ味の高さとマイナス会心が特徴的ですが、
拡散砲撃に耐え、斬れ味が落ちにくい仕組みや、
当たりの悪さによって「なまくら」感が出てしまうなど、
今回の記事では見事にその特徴が解説されていますね。

今後ティガンスを使う際は、マイナス会心が出るたびに
「あー、当たりが悪かったんだな・・・」と思う事になりそうですw

次の「銃槍記」更新も楽しみにしております!
  1. 2009/03/19(木) 09:10:26 |
  2. URL |
  3. ぷりむら #-
  4. [ 編集]

お返事>Reoさん、サキムラさん、ぷりむらさん

御三方様、いらっしゃいませー^^

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>Reoさん

銃槍記を楽しみにして頂いて、本当にありがとうございます^^
自分も武具についてあれこれと思考を巡らせる事は間違いなくモンハンにおける楽しみの一つだと、
文章を記しながら実感している次第です(笑)

いわば二重のフィクションである銃槍記ですが、
これからも自分なりに感じるそれぞれの銃槍の魅力を記していく事によって、
ご覧になられている皆様に楽しんで頂いたり、銃槍を手に取るきっかけを提供できればこれほど嬉しい事はありません。

励ましのお言葉、大変な活力になります^^
幸い遊想のタネはまだ尽きておりませんので、他の記事共々頑張って形にしてゆきたいと思います。
これからも一つ、お付き合い頂ければ幸いです。

--------------------------------------------------

>サキムラさん

死闘に倒れ、武器となってもなお使い手に挑戦するかのような性能を持つ轟竜系武器群。
荒々しい見た目と相まって、自分は結構気に入っております^^
マイナス会心など些事であると言わんばかりに基本的なパワーで踏み潰す、そのスタイルも大変好みです。

轟大剣だと抜刀術と相性が良さそうですねー。
『白光』で角王剣と大差ないというのはまた凄まじいの一言ですが……。
自分もそろそろ抜刀装備でも作ってみましょうか(笑)

今回のテーマは「反骨」という事で、
とりあえず無属性の敵であるdos古龍の中で一番好きでないテオに歯向かってみました(爆)
障壁さえなんとかしてしまえば、意外といけるものです(笑)

しかし彼の古龍たちには、やはり使っていてストレスを感じない武器で行くのが一番だと思います。
自分の場合ですと双剣やハンマー、弓がそうですね。
最近はそれでもガンチャリオットやトリプルクラウンで行く事が多くなっていますが……。
自分にとってはどんなド汚い(爆)手を使っても自分を納得させられる、ある意味で貴重な相手となっております。
サキムラさんもぜひ自由に戦われてくださいませw

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>ぷりむらさん

こんばんはです^^

仰る通り轟竜系銃槍は非常に優秀な切れ味とマイナス会心値の高さという特徴を併せ持っておりまして、
銃槍記においてはこの相反するかの如き二つの特徴をどうまとめるか……というところがまず課題となりました。
結果少々苦しい想像となってしまったかもしれませんが、ご納得頂けるところがありましたら嬉しいです(笑)

「ガンランスな話」も順調に記されていっていらっしゃいますね。
筆の遅い自分からすると見習わなければ……と思う事しきりです。
それにしても前回のお返事でも申し上げましたが、毎回各銃槍の的確な評価・ご感想に頷いております。
もしこれからガンランスを始めようという人が自分の周りにいましたら、間違いなく参考資料として勧めるでしょう。
銃槍記は私情・遊想優先で肝心の性能はさっぱり分からないYO!という事が多いので、
こうしてしっかりと性能を記していらっしゃる場があると安心して特化した方向に励む事ができます。
その意味でも大変ありがたいです(笑)

その銃槍記も楽しみにして頂いている皆様のため、
また自分の楽しみのために(笑)これからも精進しつつ記していこうと思います。
どうぞ、宜しくお付き合い頂ければ幸いです^^

--------------------------------------------------

今回もコメントを頂きまして、本当にありがとうございました(ぺこり)
またいつでも声をおかけくださいませ。そしてどうぞ、良い狩りを^^
  1. 2009/03/19(木) 12:03:32 |
  2. URL |
  3. ラーム #UzUN//t6
  4. [ 編集]

ちょっと電気にかんして閃いたので、この程度のこと、とっくに考えとるわ!、というのであればこのコメントは無視して結構です。

電気エネルギー(以下電気E)は、人間の技術では基本的には運動エネルギー(以下運動E)を発生させて作っています。(余談ですが火力や原子力、水力、風力などは、運動Eの作り方で、それによってできる運動Eを電気Eに変換しています)
そのため、フルフルの体内では何かしらのエネルギーが発生しているとみられます。(人間でいう栄養素の吸収時に、フルフルは栄養素を電気Eに変換する、とか)
帯電(蓄電?)は袋で行われてると思います。

放電に関してですが、目に見える放電をするのであれば、相当な電圧が必要かと思われます。(多分銅線なら切れてしまうくらいの)そのため、放電時の電圧は半端じゃないと思います。

ここまでかいて気付きましたが、これ「武器」じゃなくて「フルフルの生態」について書いてますね(苦笑)
銃槍記の足しにはならないかも知れません……ま、僕の妄想ということで(笑

でも、武器にフルフル素材の利用はたしかに考えにくい。今考えてみてもいいアイデアが出ません。電気って難しいですからね……

では、この辺で。
  1. 2009/03/21(土) 23:43:22 |
  2. URL |
  3. サキムラ #pLrNGPhI
  4. [ 編集]

デンキアルビノ>サキムラさん

いらっしゃいませー^^

いやいや、大変参考になるお話でした。
雷銃槍系の仕組みを考えるならば、
やはりその素材元であるフルフルの生態に思いを馳せないわけには参りませんので……。
ご意見、しかと頭の中に叩き込みました(笑)

しかし一つの物事について色々と考えて、関連する事柄を調べていくのは本当に楽しいですね。
電気袋にしてもあれがただの蓄電器であるのか、
それとも発電器を兼ねているのか……と考えを巡らせるだけでもあっという間に後半の就業時間が終わります(仕事シロ)

何もかもこちらの世界の理屈で固めてしまうのはさすがにやりすぎでありましょうけれど、
銃槍記を記すにあたって色んな事を吸収して、それを今後の楽しみに活かしていく事ができればいいなと思います^^
  1. 2009/03/22(日) 11:51:21 |
  2. URL |
  3. ラーム #UzUN//t6
  4. [ 編集]

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