老人と森丘

ゲームソフト『モンスターハンター』シリーズのプレイ記録、及び雑記です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

銃槍記・『道を拓く』より

ラームです(ぺこり)

またしても風邪をひいてしまいました(滅)
もう治りかけているのですが、一冬に二回も風邪をひいてしまうとは情けない話です。
本当にもう少し健康に気を使うようにしましょう。単に歳のせいなのかもわかりませんが(爆)


さて、今回は『銃槍記』より一節をお送りしようと思います。

次々と登場する、高い性能を持つ第二次発展期の新鋭銃槍。
その中でも特に傑作と呼ばれた銃槍の開発に関わる秘話とは……。




水竜ガノトトスと鎧竜グラビモス。
この二種のモンスターのブレスが放射型砲撃のヒントとなった事を以前に記した。

グラビモス素材を用いた銃槍は放射型砲撃を搭載した元祖としてすでに世に出ており、
この時期にも第二次発展期の技術を用いた設計の見直しと改修を受けている。
その結果さらに性能が向上。高い評価を得た。

そして放射型砲撃のもう一方の産みの親ともいえるガノトトスの素材。
これを作製に用いた銃槍も、この時期に姿を現している。
未だ設計に余裕があった『スノウギア』をベースに水竜・砂竜素材による改修を加え、
大型銃剣の他に他武器種の水竜系武器を参考にした衝撃起動型の高圧水噴射撃針を砲身上面に配置。
銃槍史上初めて水属性による追加攻撃が可能となった銃槍、『マリンフィッシャー』である。

マリンフィッシャー

本機にはこれまでに培われてきた技術と、使い手であるハンターたちの意見が集約されている。

放射型砲撃搭載銃槍の特徴である狭い砲口は限界まで絞り込まれ、
やや弱装の爆薬による爆発でも十分な威力と射程の爆炎が噴射できるように工夫されている。
砲身外周には貯水槽が配されており、ここに蓄えられた水は高圧水噴射攻撃に用いられる他、
砲撃・竜撃砲使用時の熱が直接外装部に伝わり、水竜素材からなる背面ブレード(通称『背ビレ』)、
及び銃剣基部が劣化してしまうのを防ぐ断熱材の役割を果たしている。

また、この『背ビレ』が設置されている事は銃槍における攻め手の一つ『斬り上げ』を行なうに当たって非常に有益である。
攻撃範囲が広く、遠心力を利用する事により高い威力を持つ『斬り上げ』は、
しかし同時に銃槍の使い手にとってはやや扱いづらい攻め手でもあった。
何故ならば銃槍の銃剣・撃針は砲口下部に取りつけられている事が多く、
それを上手く距離を図って標的に切先を「引っかける」ように斬りつけなければならなかったためである。
この斬り上げの距離を見誤ってモンスターの硬部位に砲身をしたたかに打ちつけてしまい、
砲身フレーム完全修理の出費に泣いた記憶が私も幾度かある。

だがこの銃槍の場合は仮に距離目測を誤ったとしても砲身が目標に衝突する前に『背ビレ』が食い込み、
打撃を与えると共に砲身そのものへの衝撃は和らげるのである。
これまでの銃槍では爆炎を噴射する役割のみを重視していた砲身にも一定の攻撃力を付与し、
本機の武器としての総合的な価値を高めた画期的な設計であるといえよう。

さらには銃剣基部に配された弱流噴射針によって攻撃の度に銃剣が洗浄されるため『切れ味』の保持能力も高く、
貯水槽が設置されているために他銃槍と比べて重量がある事、
またその貯水槽に頻繁に水を補給しなければならない事を差し引いても非常に完成度の高い銃槍である。


ところで、本機の開発には一つの裏話がある。
何とこの傑作銃槍が実は本命を開発するための、一種の当て馬として作られたというのだ。

開発系譜が示す通り、この銃槍はスノウギアをベースに開発されたものであり、製作陣もほぼ同じメンバーである。
製作陣は量産機の決定版としてスノウギアを完成させるべく研究試作に励んでいたのだが、
その開発が難航していたために、ある時工房上層部から開発の中止を命じられそうになった。

しかし、ここで第一次発展期に確かな可能性を持ちながら凍結された、雪獅子系銃槍開発の事例が活かされる。
(本機の製作陣が雪獅子系銃槍製作に携わっていたか否かは未詳であるが、可能性はあると思われる)
上層部の動向が開発中止に向くであろう事を予想していた製作陣はすでに先手を打っており、
スノウギアの基部をほぼそのまま流用した本機の設計を並行して進めてすでに完成させていたのである。

工房上層部に『スノウギア改良試作機案』として提出された本機は前述の通り高い完成度と優秀な性能を有しており、
それはスノウギアが今後の強化開発次第で優れた銃槍として完成し得る証明にもなっていた。
かくしてスノウギアは無事開発の続行を認められ、一次試作、二次試作を経て最終強化型へと至る事になるのである。

意外な裏話ではある。
が、この事で本機の存在が軽くなるだろうか。自分は否だと感じる。
本機が適当に作られた物で無い事は、その熟慮された設計と優れた性能を見れば明らかであろう。

様々な事情を鑑み、真に目指す場所へ辿り着くために別の道をも並行して歩まなければならなかった職人達。
然るに彼等はその逸れた道すらも全霊を以て切り拓き、
自分たちが歩むべき『本道』の未来を拓きながら、自分たちが新しく歩く事を得た道をも一つの『本道』となしたのである。
まことに、見上げた心根であるというより他に無い。


水竜系銃槍は多くの銃槍士たちに大変な好評を得て、
優秀な設計と高い性能をそのままに、各部をより上質な素材に差し替えられた強化改良機が次々と開発された。


『ディープフィッシャー』

『ディープオーシャン』

『海王槍リヴァイアサン』


ガンランスという武器種における一つの大きな『道』が、こうしてまた新たに拓かれたのである。

道を拓く

(銃槍記・『道を拓く』より抜粋)



水竜系銃槍は属性付きガンランスの中でもそのドリルな外観と(笑)、
愛機スノウギアの『兄弟』という事で特にお気に入りの系統です。

性能に関しては本当に文句のつけようがありません。
優秀な攻撃力と属性値、切れ味。使いやすい放射型砲撃。
装飾品用のスロットだけは開発系統の特徴か全く余裕がありませんが、
様々な狩猟において、属性の有効無効に関わらず高いレベルで安定した性能を発揮する名機ですね。
もしスノウギア系統が存在しなければ、こちらが自分の愛機になっていた可能性は大いにあると思います(笑)


さて、それでは今回はこの辺りで。
ここまでお読み頂いた皆様、お疲れ様でした。
宜しければまた次回もお付き合い頂ければ幸いです(ぺこり)

本日もどうぞ、良い狩りを!
  1. 2009/03/10(火) 08:30:28|
  2. 銃槍記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<フロンティア・スピリッツ | ホーム | 共に狩場を往くモノたち・ハンターUメイル&レジスト>>

コメント

 製作秘話良いですね^^
 今、手に持っているこの武器に、どれだけの思いが籠もっているのか? 何を託されどう受け取るべきか? そんな事を考え始めると妄想は彼方へ走り去って帰ってこなくなりますがw
 とりあえずアッパーブレイズに思いをはせてみます(・ω・)ノ
  1. 2009/03/10(火) 16:18:28 |
  2. URL |
  3. ビス #-
  4. [ 編集]

 水竜系銃槍ってやはり水を意識してのことなのか、その形状は銛そのものといった感じですよね。海を司る神の名を示すだけあって、なかなかのスペックを秘めていて、私も途中までは強化しています。(途中かよw)
 よく考えてみれば、水圧って凄い力をもっているんですよね・・・ノズルの直径を絞れば、水圧によって金属すら斬れるようですしw  ガノのブレスが高威力なのも頷けます。
※疑問ですが、銃槍が装填している弾の素材は一体なんなのでしょうか?? ボーガンで使用している弾と同じようなものなのでしょうかね・・・薬莢を使用している以上、弾薬を利用しているってことですよね??
 
  1. 2009/03/11(水) 11:50:45 |
  2. URL |
  3. Gou #-
  4. [ 編集]

お返事>ビスさん、Gouさん

御二方様、いらっしゃいませ^^

--------------------------------------------------

>ビスさん

武具には二つの物語があると思います。
一つに自分が銃槍記で記しているような、その武具が世に生まれるまでの物語。
もう一つはその武具をハンターが手に取り、共に狩猟に臨んで行く中で紡がれてゆく物語。
自分はこの二つの物語は互いに影響を与え合い、狩猟生活に張りを持たせてくれるものだと考えています。

これこれこういう経緯でできた武具である、という設定はその武具を何度も用いて、
その特徴をある程度掴まなければ考えるのに少々難儀をします。
でもその設定を一度掴んでしまえば、これはこういう武器なのだから、こういう使い方をしてみよう……
というような狩り(あるいは敢えてその設定に反するような狩りを)楽しめるようになってきます。

『武具を使う→武具の在り方を考える→それが武具の使い方に投影される→また武具の在り方についてのヒントを得る』

このようなサイクルが出来上がれば、しばらくはこれだけでご飯が食べれ……じゃなかった、モンハンが楽しめます(笑)

銃槍記はハンターの数だけある「世界」の、その中の一つの記録に過ぎません。
他の「世界」のガンランスはまた違う開発経路を辿り、またそれを生み出した経緯も異なるものだと思います。
公式設定でも無い事を記すのに意味があるのか?とお考えの方もきっと多いだろうと思っているのですが(笑)、
でもここでこういった事を記していく事によって『自分のモンスターハンター』をより確かなものにしていくのに、
このような方法もあるのではないだろうか……という事を微力ながら示してみたいと考えております。

もちろん利己的な理由もありまして(笑)、
そうやって生まれた世界を見て回って「これはいいな」と思った欠片を『自分のモンスターハンター』に組み入れて、
より自分にとって納得のいく世界を組み上げていきたいという思いもあったりしますね。

武具というたった一つの要素を鑑みても、尽きる事無き妙味あり。

ぜひ、ビスさんならではの素敵な物語をアッパーブレイズに見出してみて下さい^^

--------------------------------------------------

>Gouさん

水竜系銃槍はどうかしたらそのまま水中でも使えそうな感じですよねー。
と、いいますか水を補給するんでしたら水中の方が都合がいいですか(爆)
うはーん、仰々しい名前が微妙なのは分かりますが、ぜひ最終強化までしてあげてくださいませw
心眼、ガード性能+1、ガード強化をつけて行けば黒グラなど目では無いのです。時間はかかりますが……(滅)

高圧水流というのは凄まじい威力を持っておりますね。自分も鉄板を切断する様子を初めて見た時に大変驚きました。
硬さもへったくれも無いようなものが、いざ圧縮されて強烈な指向性を持たされただけであの有様。
一つ一つの物事は大した事が無くても、それらを組み合わせて成る「力」。どこか恐ろしくも素晴らしいものです。


さて、銃槍の弾薬に関するお問い合わせですが……公式に図解や説明があるわけではありませんので、
今からお答えする事は全て自分の予想、あるいは「遊想」であります。まずはそちらをご了承ください。

弾薬……というものは撃ち出すための『弾丸』と、それを射出する力を得るために燃焼させる『火薬』からなるものです。
こちらの世界ですと古い時代の銃は火薬を詰めた後に弾丸を詰め、しかる後に構えて発射、という手順を取っております。
近代ではこの手間を省くために、弾丸と火薬が一体化された実包式が主流となっておりますね。

で、ボウガンに関してはおそらくこちらのシステムなのだろうと思うのです。
『火薬』を燃焼させて、そのエネルギーで通常弾・貫通弾といった『弾丸』を発射しているものと考えられます。

しかるにガンランスの砲撃においてはこの『弾丸』がありません。
(あればもう少し遠距離への攻撃が可能だと思われます)
この時点で砲撃はボウガンの射撃とは異なる攻撃方法となっているわけです。
ガンランスの砲撃はおそらく砲身内部で爆薬を爆発させ、
砲身によってその爆発で生じる爆炎及び衝撃波に指向性を与えて「噴射」している攻撃でありましょう。

薬莢の件もふまえて言いますと、
ボウガンの薬莢があくまで『弾丸』という主役を撃ち出すための補助であるのに対して、
ガンランスの薬莢はそれ自体が攻撃の主役であると言えるのではないでしょうか。
つまるところガンランスに装填されているのは、例えるならば『薬莢だけの弾薬』ではないかと考えています。

なお、ガンランス用弾薬の作製素材はそれぞれの銃槍によっても微妙に異なるのでしょうけれど、
耐火性の高いモンスターの骨などを使った薬莢に爆薬を詰めたものが主流ではないだろうかと思います。
(鋼製の薬莢をばらまくのは、あの世界ではいかにもマズそうですし)

ご質問への自分なりの回答は以上となりますが、納得いかれる部分がありましたでしょうか。
非常に手前勝手な想像の上に分かりにくい説明であったかと思いますが、一つご容赦頂ければ幸いです。
しかしこれは先にも記しました通りあくまでラームにとっての、しかも現状における正解です。
(自分自身でも射出直後、あるいは射出途中で炸裂するような砲弾を撃っているのかも?という考えがあったりします)
「銃」「弾丸」「火薬」「爆薬」などで検索をかけると興味深いページが色々と表示もされると思いますので、
ぜひご自身でも色々と答えのパーツを集め、Gouさんにとっての“正解”も一つ組み上げてみてくださいませ^^
(ラームの案でいいや、という事でもありがたい限りですが(笑)

--------------------------------------------------

今回もコメントを頂きまして、本当にありがとうございました(ぺこり)
またいつでも気軽に声をおかけくださいませ。そしてどうぞ、これからも良い狩りを^^
  1. 2009/03/11(水) 22:17:11 |
  2. URL |
  3. ラーム #UzUN//t6
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://hunterchance.blog123.fc2.com/tb.php/289-66483b09
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索

狩人の道標(リンク)

このブログをリンクに追加する

プロフィール

ラーム

Author:ラーム
PS2-MHGからの狩人です。
ボウガンとガンランスを
好んで使っております。

正直村より贈られた言葉
 「漆黒と紅炎のオールド・レイヴン」
 「村を覆う翼、炎を内に隠す」
 「銃光鋭く撃ちだす浪漫」
 「竜撃紳士」
 「大砲屋」
 「爆葬の黒鳥」
 「未知を歩む森人、道を示す狩人」
 「ウフイ・オンネパシクル」
 「黒鳥のバラード」
 「雪山から来た覇者」
 「零距離ジェントル」
 「黒の三足銃」
 「発破屋」

今までの来訪者数

著作権表示

当ブログにおけるゲーム画像、
及び『モンスターハンター』シリーズに
関わる事項の全ての著作権は
株式会社カプコンに帰属します。

『©CAPCOM All rights reserved.』

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。