老人と森丘

ゲームソフト『モンスターハンター』シリーズのプレイ記録、及び雑記です。

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銃槍記・『沈みゆく太陽』より

ラームです(ぺこり)

更新が飛び飛びになってしまっておりますね。
やりたい事、記したい事は多いのですが、時間がなかなか取れません;;
学生の頃にモンハンと出会っていれば……ま、確実に身を持ち崩していたでしょう(爆)

今回はちょっと間が空きました『銃槍記』から一文をお送りします。




未だ謎多き古龍の素材さえも銃槍に組み込む事に成功した工房組合。
ここに銃槍関連技術の練熟を確認するに至った彼らは、
それまでの基礎性能強化路線の集大成とも言うべき銃槍の製作に着手した。

『銃槍という武器の象徴たる銃槍』を合言葉に設計開発が進められる。

まず強化ベースは始祖アイアンガンランスの直系、
基本性能強化系銃槍の最高峰である近衛隊正式銃槍に決まった。

次に素材が吟味される。
無論、生半の素材では最高の銃槍を作り上げる事はできない。
採用されたのは、目撃例すら稀な銀火竜ことリオレウス希少種の素材群であった。

銀火竜素材を用いて、近衛隊正式銃槍に大幅な改修が加えられる。
特に砲身には最も大きな改修が行なわれ、砲撃型が通常型から射程の長い放射型に替えられた。
銃槍の象徴となるべき武器に技術発展の証である新たな砲撃型を採用し、
その存在感を改めてアピールしようという狙いであった。
(拡散型砲撃の採用も検討されたが、
 爆風が使用者も巻き込んでいるように見えるためデモンストレーション的には不適であると判断された)

高い耐火・耐久性を持つ銀火竜素材を得た事により、職人たちは自らが持つ技術を遺憾なく投入。
試行錯誤の末に生み出され練磨され続けてきた技術の前に、もはやこの時点での障害は存在しなかった。

開発・製作共に順調に進み、銃槍『シルバールーク』が完成。世に送り出される事となった。
外装は素材由来の銀色に美しく輝き“象徴”としての役割を十二分に果たしており、
刺突・斬撃・砲撃全てに対する耐負荷性能を綿密に考慮して設計されたフレームは驚異的な“切れ味”を保持。
さらにはスティールガンランス以来の高い拡張性も維持する事に成功していた。
本機は、まさに工房の技術と銃槍の発展を証明する銃槍となったのである。

沈みゆく太陽

この後には要所にさらに希少性の高い素材を用いた『ガンチャリオット』の強化計画も完成。
第一次発展期における銃槍群の中でも最高峰の性能を示すに至る。
銀色の太陽の輝きは、銃槍を使う狩人にさらなる高みへの道を示すはずであった。

しかし、この後の銃槍の開発は一つの停滞期を迎える事になる。
様々な原因があっての事だが、その一因は皮肉にも“象徴”として開発された銀火竜銃槍であった。

希少な素材を用いた『ガンチャリオット』であったが、
実際にはすでに開発されていた『ブラックゴアキャノン』と大差無い攻撃性能を持ち合わせるに留まってしまっていた。
(無論、両者ともこの時点で最高峰の性能ではあるが)
つまるところ、銃槍の基礎性能強化はすでに頭打ちになってしまっていたのだ。
「銀火竜素材を使ってその程度なのか」との声が上がったのも、少々腹立たしいが無理もなかった。

砲撃・竜撃砲の威力が思うように伸びなかった事、
また属性付加技術が立ち遅れたために他の武器種と比べて攻撃性能が低くならざるを得なかった事もあり、
次第に銃槍は扱いにくく、また攻撃性能も低い武器として狩人たちに敬遠されるようになっていく。

需要が少なくなれば、供給も然りである。
銃槍の開発に多くの人員と時間を割いていた工房も、次第に他の武器種に注力するようになってしまう。
こうして、銃槍の第一次発展期は終焉を迎えたのであった。

しかし銃槍の開発そのものが途絶えたわけでは無く、
私のように砲声に魅せられて銃槍を使い続けた狩人がいたのと同様に、
職人の中にも銃槍にさらなる可能性を見出してその開発を研究し続ける者は確かにいた。
その種は後に第一次発展期に組み上げられた基礎技術を土台として、
銃槍が狩猟武器として大きく飛躍する第二次発展期という花を咲かせる事になるが、それは別項で記す事にする。


第一次発展期は、工房にとっても狩人にとっても試行錯誤の時期であった。
銃槍不遇の時期と言う人々もいる。
だが私は、あるいはこの時期こそ銃槍がその本来の姿を最も表していたのではないかとも思うのだ。

苦悩しながらも、全く新しい武器を作ろうと様々な試行を繰り返す職人たち。
そして従来の武器種とは大きく異なる銃槍という武器に戸惑いながらも、それを相棒と定めて狩猟に赴く狩人。

未知へ踏み込む人々の想いが生み出した武器、それが銃槍である。
ならばこの第一次発展期に生まれた銃槍群こそ、真の意味での銃槍ではないのだろうか。
今、私はこの銃槍たちの誕生に立ち合い、手に取った事を改めて誇りに思う。

初めて撃った砲撃の砲声は、今も私の心に響き続けている。
それは、私が狩猟の世界から身を引くまで消え去る事は無いだろう。


(銃槍記・『沈みゆく太陽』より抜粋)



Pシリーズでは立派な龍属性武器となった銀火竜系銃槍ですが、dosにおいては無属性でした。
秘境に行くまでの仕様に少々納得がいかなかった事もあり、
ブラックゴアキャノンに比べて持ち出した回数が少ない銃槍です。
しかしその性能は確かでスロット数にも優れており、持ち出した時は必ず期待に応えてくれる優等生でした。
今にして思えば変なわだかまりを持たずに、もっと使ってみれば良かったかなと思います。
次にドンドルマに行った時にでも担ぎ出して見ますか……。

と、それでは今回はこの辺りで。
ここまでお読み頂いた皆様、お疲れ様でした。
宜しければまた次回もお付き合い頂ければ幸いです(ぺこり)

本日もどうぞ、良い狩りを!
  1. 2008/06/12(木) 06:00:35|
  2. 銃槍記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

こんにちは。いつも拝読させていただいてます。
ドスの頃のガンランスには試行錯誤のあとがいろいろ見られますね。
攻撃力も砲撃も中途半端な印象がありましたがあの頃から浪漫だけはありました。
ガンチャリ系はフォルムの美しさが際立っています。しかし当時のシステムでの製作難度と武器の攻撃性能があってないのは確かですね。
まあいわゆる高級なネタ武器(ガンス自体もそのように扱われていたような)ですかね。
銃槍記はそろそろセカンドの武器に突入でしょうか。頑張ってください。
PS もし出来ればシザー系の記事もよんでみたいですが(笑)


  1. 2008/06/14(土) 08:47:00 |
  2. URL |
  3. moto #-
  4. [ 編集]

陽はまた昇る>motoさん

いらっしゃいませ。こんにちはー^^

今でこそガンランスの性能も他の武器種に引けをとらないものになりましたが、
dos当時は半端なスペックを使い手の思い入れで補ってあげないといけない武器でしたね(笑)
しかしそれ故に、最終的に銃槍を相棒と定めた使い手たちは一様に誇りを持っていたようにも思います。
浪漫というものを最も感じさせてくれたのは、実はdosのガンランスたちだったのかもしれません。

ガンチャリオットのデザインは秀逸ですねー。
銀火竜の素材色がガンランスのメタリックなイメージに合っている事もあり、
まさにガンランスのファイナルバージョンと呼ぶに相応しい美しさです。
性能の方もdos当時のガンランスの中では最高クラスで、使いでも悪くないのですが……。
もしこれが通常型砲撃でしたらブラックゴアキャノンではなくこちらを使っていたかもしれません(笑)

銃槍記はご期待に応えてと言いますか、
ここから先はdos期におけるガンランスの外伝……通常の開発ルートからは外れたものを記していくつもりであります。
もちろんシザー系も妄想力を駆使して記させて頂きます(笑)

コメントと応援、ありがとうございます(ぺこり)
またいつでもお越しくださいませ。そしてどうぞ、良い狩りを!
  1. 2008/06/15(日) 07:50:15 |
  2. URL |
  3. ラーム #UzUN//t6
  4. [ 編集]

こんにちわ!

先日ついに、銃槍にとって長年の悲願だった雷属性の銃槍を製作できました!
作ったのは、キリン素材のストームガンランス。バランス良好でかなり強いです。

属性付き銃槍の開発が進んだP2やMHF初期でも、雷属性だけは何故か開発成功事例が無く、雷自体が有用な属性なのもあって、ガンサー達からは雷銃槍の開発を望む声は強かったですが、
近年になって機械系のグリズリーやファランクス、キリン系のストーム、フルフル系のフルボルトと雷銃槍が急増して、今までの工房の努力がここにきて一気に開花した感じがします。

見た感じどの雷銃槍も、属性付与の仕組みや開発経緯が違うような雰囲気があります。

時系列的には、かなり後になりますが、いつか銃槍記の中でそのへんを読んでみたいです(^^
  1. 2008/06/16(月) 12:25:54 |
  2. URL |
  3. りむ #-
  4. [ 編集]

いらっしゃいませ^^>りむさん

いらっしゃいませ。こんにちは^^

初めまして、ラームと申します(ぺこり)
と言いましても、実は当方『捨駒南爪と素敵な弾丸生活』様の隠れ読者でありまして、
初めてのような気が致しませんが(笑)
今までご挨拶も残さずに失礼を致しました。いつも興味深く拝見させて頂いております。

ストームガンランスの完成、おめでとうございます!ああ、何と羨ましい……。
某所でクイックキャストを改造したかのような美しいフォルムを目にした時から、
P2Gで出る事があれば絶対に作りたいと思っていた銃槍です。
(攻撃力重視と属性重視で、フルフル系銃槍と一緒に出るものだとばかり……;;)

雷属性の銃槍は長らく登場しませんでしたね。
これはおそらく、他の属性以上に銃槍の機構に及ぼす影響が大きかったためであろうと考えております。
しかしそういう雷属性銃槍も、今では他の武器種に負けないほどの数が完成。
銃槍も今や立派な狩猟武器になったのだなぁ……としみじみと思います(笑)
その陰で苦悩・奮闘したであろう工房の職人たちの努力に想いを馳せると、非常に想像力がかき立てられますね。

妄想全開の銃槍記をお読み頂き、誠にありがとうございます(礼)
雷属性銃槍は特に最も開発が遅れた属性銃槍という事で、色々な思いが頭を巡っております。
割と後になってしまうかもしれませんが、ぜひとも銃槍記において記してみたいです^^

今回はコメントを頂きまして、ありがとうございました(ぺこり)
またいつでもお越しくださいませ。そしてどうぞ、良い狩りを!
  1. 2008/06/16(月) 21:42:18 |
  2. URL |
  3. ラーム #UzUN//t6
  4. [ 編集]

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