ラームです(ぺこり)
『Dragon Jet Storm』様方でSasamingさんがガンランスでテオに挑まれている記事を拝見し、
よくもまあこの組み合わせで頑張られるものだ……と感心させられておりました。(皮肉でも何でもなく、普通にです(笑)
ガンランスと炎王(妃)龍は共にdosから登場した、いわば同窓生のようなものです。
しかしその相性は最悪と言っても過言ではない(テオ・ナナ→ガンランスの一方通行ですが)と思っています。
その機動力は一つ一つのアクションが機敏とは言えないガンランサーを置いてけぼりにし、
打点が不明(笑)な粉塵爆破やネコパンチはガード方向を見誤らせ、
ご自慢の炎の障壁は張り付いての近距離戦を旨とするガンランサーの体力をガリガリと削ります。
さらにP2シリーズになるとガードしてもノックバックさせられる攻撃が増えており、もうどうしようもない感じです(滅)
ですがこのところようやくP2Gでの狩りも本調子に戻ってきたような感じで、
本格的なリハビリというわけではないのですが、こういう相性の悪い相手に挑んでみるのも良いかなと思い立ちます。
それがまさかあのような事になろうとは……(滅)
今回はガンランスで上位炎妃龍に挑んだ、その一戦の顛末をお送りしようかと思います。
【クエスト概要】
村☆8 『藍の流星』
成功条件:ナナ・テスカトリ1体の討伐
指定地:砂漠<夜>
依頼主:ぎらつく目の没落貴族
澄み渡る砂漠の夜空を切り裂き彼女は私の前に降り立った……。
その姿はまるで息をする流星。まさしく、我が妃に相応しい。
さあ追え、逃がすでないぞ!
あなた大丈夫ですかと言いたくなるような依頼文ですが、
レイアを目の色変えて追い回しているラーム、人の事は言えませんね(爆)
本当は炎王龍に挑みたかったのですが、クエストがたまたま出現していなかったのでこちらになりました。
【装備と食事】
武器:真・黒龍銃槍
頭:剣聖のピアス
胴:フルフルZメイル(研磨珠×2)
腕:フルフルZアーム(研磨珠×1・友愛珠×1)
腰:フルフルZフォールド(絶音珠×1)
脚:リオソウルUグリーヴ(研磨珠×2)
発動スキル:高級耳栓、広域化+1、砥石使用高速化、心眼
普段は双剣用に用いられる装備をそのまま流用したものです。
別に高級耳栓や広域化が必要な状況ではなく、甘く見ているような感じですね(滅)
もっとも村上位にG級装備全開で来ている時点でそう言うわけでもないのですが……。
食事:リュウノテール×シモフリトマト(体力40UP&攻撃力大UP)
発動スキル:ネコの体術【小】、ネコの防御術【小】
【準備したアイテム】
<ポーチ1>
・薬草(10)
・回復薬(10)
・回復薬グレート(10)
・秘薬(2)
・元気ドリンコ(10)
・こんがり肉G(10)
・ペイントボール(12)
・千里眼の薬(3)
<ポーチ2>
・砥石(20)
・ホットドリンク(5)
・空き
・空き
・空き
・空き
・空き
・空き
<ポーチ3>
・空き
・空き
・空き
・空き
・守りの護符
・守りの爪
・力の護符
・力の爪
特に縛りは入れておりません(笑)近接戦時の基本パッケージングにホットドリンクを追加しただけですね。
【基本戦術】
まずは攻撃の隙を見て顔を攻撃。(振り向きに切り上げなどを合わせ、直後にステップで避ける)
ダウンを奪い、障壁を解除するのが原則です。
至近距離ではステップや踏み込み切り上げでナナの側面に抜け、そこから前脚や後脚などを砲撃を交えて攻撃します。
近距離粉塵爆破のモーションが見えたらバックステップでハンター2.5人分くらいの距離を取り、ナナに向かってガード。
ナナの動き次第で腹下に潜りこんだ場合は延々ネコパンチを繰り返すモードに入る事があります。
この時は切り上げ→ステップで位置を調整しながらループ。タイミングが良ければ砲撃なども積極的に。
粉塵爆破がきたら武器を収納して逃げるか、腹を括って攻撃を続行します。
竜撃砲はナナがダウンしたものの顔を狙いにくい時、あるいは火炎放射時に顔を狙うのに危険が伴う時などに。
【討伐記録】
スタートは北側の砂漠(2)からです。
ホットドリンクを飲むなど、体勢を整えてからオアシス(1)経由で南の砂漠(5)へ向かいます。
南の砂漠に進入すると、遠くの方でナナが佇んでいます。
こうして何もしてないところを見る分には、確かに気品があるようにも思いますが……。
そしてまだ随分距離が離れているのに、唐突にこちらに気付く炎妃龍。
相変わらず古龍センサーです。きっとこちらの殺気を感じ取っているのでしょうね。
ともあれ戦闘開始。先制攻撃を加えられなかったので、まずは頭を狙って障壁解除を行ないます。
ほどなくしてナナがダウン。障壁が一旦解除されました。
しかし久し振りのガンランスを用いての炎妃龍戦のためか、障壁による削りと被弾で体力が結構少なくなっています。
万全を期すために回復薬で体力を回復しますが、この後ナナが連続でジャンプ咬みつきを繰り返します。
それ自体に被弾する事はなかったのですが、こちらからの手も届かなくなる攻撃ですのでストレスが一気に上昇。
さらに悪い事にはようやく追いついて一撃加えたところ、またしても連続でのジャンプ咬みつきを始めるナナ。
……醒めました(死)
これは自分の悪い癖だと自覚しているのですが、
古龍のハイスペックな動き(古龍ターン、テオの動きほぼ全般、クシャルの永久ホバリングなど)を見せつけられていると、
唐突に気分が醒めてしまい、自身の動きが非常におざなりになってしまう事があります。
この時もまさにそれで、どうとでもなれと真正面から突っ込み、基本戦術もへったくれもなく銃槍を振り回します。
こんな有様ではその後の展開が知れようと言うもの。
『力尽きました』
突進で弾き飛ばされた後に粉塵爆破を重ねられました。
しかし体力が万全であれば耐えられていたはずの攻撃です。
被弾したのに回復もせず、散漫な立ち回りをしていた結果でした。
G級装備を用いていながら、村上位で力尽きるとは……。
しかし、その時はその事に悔しさすら覚えないほどの醒めっぷりでした(滅)
キャンプに運ばれるLahmを見ながら正直もう電源を落としてやろうかとも思ったのですが、
やはり一方で「そんな事でどうする!」と思う自分もいるわけでして、
この時Lahmの中で優先されたのは根性のある方のラームの意志でした。
秘薬を飲んで体勢を立て直し、戦術の徹底を再度自分に言い聞かせてから再び南の砂漠に向かいます。
ガンランスの持ち味は「やや有利な戦局」を安定して維持し続け、最終的に勝利をもぎ取る事。
相手の動きがどうであろうと、あくせくと動き回りたい相手には動き回らせて疲れさせてやればいい。
その後も粉塵爆破のガード方向を見誤って被弾したり、火炎放射や突進で削られたりと細かいミスはあったのですが、
徐々にモチベーションが高まってきた事もあり、次第に思い描いていた戦局を再現できるようになっていきます。
体力が危険域に達しそうになったら村上位のクエストだからと侮らず、回復薬系も惜しまずにちゃんと離脱して回復。
こうなれば装備の性能も活きるというもの。
テオと比べて体力が少なく、隙の大きい動作もあるナナに遅れをとる道理はありませんでした。
最後の一撃はナナの振り向きに合わせた「これで倒れる」と確信した上での竜撃砲にて討伐に成功。
序盤のダメさ加減が嘘のような、清々しい幕引きとなりました。
【討伐を終えて】
事前に構築しておいた戦術をいかに再現し、戦局を思い通りにできるか否か。
そして戦局がそれから外れた時にも動揺せず、“ずれ”を最小限に食い止めて理想の戦局に描き直す事。
ガンランスを用いた狩猟における、その事の重要性を思い知った一戦になりました。
思えば黒風でG級三龍に挑んだ時も、思い描いた戦術を再現する事に一生懸命で、
ストレスを感じているような時間はなかったように思います。
当時は気付きませんでしたが、実はそれこそが彼の挑戦を達成に導いた最大の要因であったのかもしれません。
しかし今頃になってこういう事に気付く辺り、古龍の動きに対する不満や武器を操る腕前も含めて、
自分はまだまだ未熟なのだなぁ……と改めて思います。
色んな狩猟に、様々な学ぶべき事がまだまだある。今回も良い狩りができたと思います。
と、最後にいかに苦戦したかを示す(笑)残った回復薬系の消費アイテムを記しておきます。
・薬草(9)
・回復薬(5)
・回復薬グレート(4)
・秘薬(1)
G級装備を用いた上位クエストの結果ではありませんね……やれやれ。
得るところはあったので良しとしましょうか(笑)
それでは、今回はこの辺りで失礼を致します(ぺこり)
皆様もどうぞ、良い狩りを^^
- 2008/12/07(日) 17:29:55|
- MH P2ndG
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一時期、Gテオを一戦討伐してやるんだーっと意気込んで、テオばかり倒していた時期がありました。
結局、無理なままブームは去りましたが。二戦目の10分針、GJテオは35分針くらいで。
最初はボロ負けでしたが、ある程度戦えるようになってくるとめちゃくちゃハマりました。
顔は切り上げでしっかり狙う、足は適当に砲撃を絡めつつ水平突き連打。楽しかったです。
振り向く時にタイミングを合わせて踏み込み突き上げを繰り出す時のあのスリル。うまく顔に当たってダウンしてくれた時はしてやったりと思いました(苦笑)
自分でもどうやったのか今ではサッパリわかりませんが、
振り向きに合わせて若干角度を斜めに竜撃砲発射、反動で突進を回避しつつ当てる・・・・・・なんてことが出来たときはもう・・・・・・!(笑)
一度リズムが崩れると大変なことになりますが、vsテオは中々楽しかったです。
ただ、日によって全然タイムや被弾数が変わるのがなんとも・・・・・。
疲れているときや、集中力が欠けている時はやたら被弾します・・・・・・。やっぱ強いですね、テオ。
今ではもうナナテオと一くくりには出来ないようで、テオ連戦の後ナナに行くとボコボコにされました、未だにナナは嫌いです。
ただまあ昔はテオも嫌いで、クエストに行くのは敬遠してましたが、突き詰めてみると意外な楽しさが発見できました。
この調子で、今度は他二龍にも挑んでみようと思います。
- 2008/12/07(日) 23:43:22 |
- URL |
- Night #Ik3TjJOs
- [ 編集]
予備知識無しで挑んでみて、思うような結果がでずがっくりきていたのですが
やはりというかなんというかナナ&テオとガンスの相性はあまりよくないのですね。
ガンスの大先輩のラームさんがおっしゃるのですから間違いないでしょうw
ただ彼らのおかげで、ガンスで覚えておくべきこと(砲撃の使いどころ、攻撃の範囲やリーチ)
がはっきりと分かった点は大きな収穫でした。
ひとまず彼らの討伐は終えましたが暇さえあればナナテオに挑んでいます。
ガンスがとても楽しいです。
- 2008/12/09(火) 19:37:54 |
- URL |
- Sasaming #mQop/nM.
- [ 編集]
皆様、いらっしゃいませー^^
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>Nightさん
テオって、なんだか時々無性に討伐したくなるモンスターですよね……(笑)
この間の黒風でのG級三龍一戦討伐を終えた後、
ガンランスで同じ事をやるのは非常に難しそうだという思いをさらに深めていたのですが……。
ですがG級炎王龍を2戦目10分針ならば、かなり良い感じにダメージを与えていらっしゃるという事ですよね。
あるいは可能性があるのでしょうか。うーむ。
しかしNightさんのテオ戦の様子、いい感じです(笑)
活き活きとテオと戦っていらっしゃる様子が目に浮かんでくるようです。
振り向きへの思い切った竜撃砲と、その反動による突進回避などはまさに「グッド・ガンス!」としかw
自分も最近はテオというモンスターに、一種の言葉にできない面白味を見出しつつあるのですが、
仰られているように集中力を欠いていると途端に被弾が増し、その面白味が損なわれるような気がします。
まだ「好きではない」相手ではありますが、かと言って戦い始めれば楽しくないとは思えないようになってきていますね。
気を楽にして挑んでくるような敵手は寄せ付けず、全身全霊を以て臨んで来る者に激しくも充実した戦いを約束する。
あるいは彼の古龍は誇り高き“王”の名に相応しいモンスターなのかもしれません(笑)
む、ナナの方が手強いですか?自分は突進に前振りがある分だけ、彼女の方が戦いやすいのですが……。
この辺りも人によって感じ方が異なってくるのでしょうね。興味深い事です。
最近はdosで好きではなかった要素への印象が、少しずつ自分の中で悪くない方へ変わってきているように思います。
それはやはり自分がそれらと長く付き合ってきているという事もあるのでしょうけれども、
それよりもNightさんをはじめとする色んな方からご紹介頂く、それらへの接し方に最も大きな影響を受けています。
おかげで少しずつ、よりモンハンを好きになって行く事ができています。本当にありがたい事です。
好き嫌いの多いハンターに毎度お付き合い頂いて恐縮です(笑)。これからも色々ご教授頂ければ嬉しいです。
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>Gouさん
ふむふむ、Gouさんもナナの方を手強いと感じていらっしゃるんですね。
自分はNightさんへのお返事でも記しましたように突進の前振りがある事や、
最高で上位のモンスターである事を鑑みてテオよりはいくらか戦いやすいかな、と思っております。
もっとも基本性能は両者共に非常に高いので、あくまでもいくらか……という事になりますが(笑)
お、エンプレス装備を愛用してらっしゃいましたか。
あまり自分の趣味ではなかった装備でしたが、気品のあるデザインと色合いが強く印象に残った装備群でしたね。
武器の方にも銃槍があったりしましたので、自分も幾度となく彼女には手合わせを願ったものです。
なるほど、ナナは強くなっていく女性ですか……。
レイアなどの例を見ても、もし今後も彼女が登場してくるのであればより明確なテオとの差別化が図られそうですね。
自分としてはテオはよりプライドの高さを見せてくれるような、
ナナは実力主義でより一層の荒々しさを持つ動きを見せてくれるようになればいいなぁ、などと思っています(笑)
炎の皇帝とその妃は半端な挑戦をいたく嫌うのだ、と最近は考えるようになってきています。
例えどのクラスであれ本気装備で身を包み、集中しなければ戦いの中に楽しさを見出させてはくれないのでしょうね。
……なるほど、ツンデレっぽい気がしますw
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>Reoさん
いや……自分は弱い狩人です(笑)
様々な術策や、強力な装備を用いなければモンスターに打ち勝てないのですから。
もっとも自分はそういう己の力のみによらない“狩り”を楽しいと思っていますし、
そういう意味では弱い狩人で良かったな、と思っています^^
ふむ、大剣でテオですかー。
動きが機敏で攻撃チャンスの少ないテオに対しては、一撃が重い大剣はなかなか相性が良いと思っています。
本職ではないのであまり攻略じみた事が申し上げられないのが残念ですが、
まずは振り向きの顔に対して抜刀斬りを当てる練習を積まれると宜しいかと考えます。
この時テオが完全に振り向いてからこちらも攻撃を始めるのではなく、
振り向き切った時の顔の位置を予測し、振り向きを始めた時にはこちらももう攻撃を出し始めているのが理想的ですね。
これで一撃入れたらすぐに横方向に回転回避すれば、その後の反撃を受ける事はそうそう無いかと思います。
もしこれをマスターしていらっしゃるのであれば、後はとにかく博打を打たずに堅実に立ち回られるのが肝要かと。
火炎放射などに対しても無理に顔を狙いにいくのではなく脚や尻尾などを狙い、
そこからデンプシーに繋げるのではなくすぐに回転回避で離脱してヒット&アウェイを徹底する。
この戦い方であっても、一撃に十分な威力を乗せられる大剣においては決して勝利は遠く無いと思います。
ナナ・テオは確かに攻撃力も高く難儀をする相手ではありますが、
一つ一つの行動におけるパターン性が非常に高いので、
向こうの行動に対するこちらの行動が確定してくると良い感じで立ち回れるようになってくると思います。
どうぞひとつ、頑張ってみてくださいませ^^
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>Sasamingさん
Sasamingさんのガンランスでの道行き、拝見してすごく影響を受けております。
同じガンランスでも“つわもの”が扱うとこうも違う面を見せるものかと感心し、
ガンランスの持つ可能性を改めて感じさせて頂いているところです。むしろ師匠と呼ばせてくださいw
ナナ・テオとガンランスの相性は記事中でも記しました通り、基本的には良くないと思います。
ただ楽しいかどうかとなるとまた別の話で、
例えば今回コメントを下さっているNightさんの戦いぶりなどは非常に楽しそうです(笑)
また、Sasamingさんが仰られるようにこの古龍たちにガンランスで挑む時、得られる事は実に多いように思います。
それにしても自分とは違うガンランスの扱い方、こちらとしても大変参考になっております。
ダイミョウザザミ戦のタイムなどはもう本当に目から何か剥がれ落ちました(笑)
「あれを見てみろ。俺達はもっとやれるんだ」そんな銃槍達の声が聞こえてくるような気がしており、
まだ見ぬ銃槍たちのさらなる可能性を模索するべく、銃槍を持つ手にも力が入りっぱなしです。
ガンスが楽しいとのお言葉、一人のガンランサーとして実に嬉しいです。
メインはやはり弓でいらっしゃるのでしょうけれども、どうぞこれからも存分にガンランスを楽しまれてくださいませ。
自分もSasamingさんに頂いている活力を糧に、さらにガンランスを楽しんでいこうと思います^^
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今回もコメントを頂きまして、本当にありがとうございました(ぺこり)
またいつでもお越し下さいませ。そしてどうぞ、良い狩りを^^
- 2008/12/09(火) 23:20:53 |
- URL |
- ラーム #UzUN//t6
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